仙台関連の気になるトピックス

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icsca ポイント制度見直しへ

イクスカポイント見直しへ コロナと燃料高騰、仙台市交通局の収支厳しく - 河北新報(2022年6月16日)

 

 仙台市議会6月定例会は15日、本会議を開き、代表質疑を始めた。市交通局の吉野博明事業管理者は、新型コロナウイルスと燃料高騰の影響で悪化する収支の改善のため、交通局発行のICカード乗車券「イクスカ」のポイント付与制度の見直しを検討する考えを示した。

 ポイントは乗車回数や金額に応じて付与される。1ポイント1円で運賃の支払いに充てられ、2021年度は約3億7000万円分がイクスカに入金された。

 吉野事業管理者は「過去2年で市バス事業は30億円、地下鉄事業は75億円の減収となった。経営の厳しさが増す中、現行のポイント付与は収支に与える影響が大きい」と説明した。(以下略)

仙台市交通局は、現行のイクスカのポイント制度を廃止も視野に見直しを行うことを明らかにしました。

 

正直、icsca所持の最大のメリットが廃止されてしまうと、icsca利用者数の大幅減は必至のように思います。

ただでさえ、仙台都市圏限定の地域ICカード。他地域との互換性の面では、JR東日本Suicaの方が圧倒的に便利ですし、私と同じようにポイントのために所持している方が多いのではないでしょうか。

 

ポイントチャージの有効期限の短縮、還元率の(多少の)縮小は仕方がないので許容できますが、廃止となると正直icscaの存在価値自体が凋落する一方ではないかな、と思います。

3億7000万円を得るために失うものの方が大きいのでは…?というのが率直な感想です。

 

未だに導入していない、愛子観光バスや東日本急行、タケヤ交通などの県内バス事業者や隣県の交通事業者などにも継続して声をかけ、縮小ではなく普及させる方向に、最大限努めてもらいたいものです。