仙台関連の気になるトピックス

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仙台市地下鉄3000系 デザイン決定

選ばれたのはこれ 地下鉄南北線の新デザイン、仙台市が発表 - 河北新報(2021年5月19日)

 仙台市は18日、2024年度に導入する市地下鉄南北線の新型車両3000系のデザインを発表した。先頭の形を「くの字」にし、現行車両1000N系のスタイルを継承。濃淡2色の緑ラインを側面上部に走らせた。前面ライトを深緑のラインと一体化させ、進化のイメージを演出した。

 デザインはA~Cの3案による市民、利用者の投票で決まった。3月9~29日に専用サイトや地下鉄主要駅で投票を受け付けた。南北線沿線の6小学校の6年生591人も参加し、計1万2980票が集まった。
 採用されたA案は最多6251票(48・2%)を獲得。正方形の前面ライトが特徴的なB案は2111票(16・3%)、1976年に廃止された仙台市電をモチーフとしたC案は4618票(35・6%)だった。
 3000系は車体の軽量化を図るため無塗装とし、緑ラインはシールで施す。製造は日立製作所(東京)が請け負い、22年度に始める。市交通局は24~30年度、1編成(4両)を加えた22編成を順次置き換える。
 郡和子市長は18日の定例記者会見で「(投票結果から)現行の南北線車両が市民に親しまれていることを感じた。シャープになり、進化した新型車両も愛してほしい」と感想を述べた。
 南北線は1987年の八乙女(泉区)-富沢(太白区)間の開業時に初代1000系車両がデビュー。88年に性能やデザインに優れた車両に贈られる「ローレル賞」に選ばれた。現行の1000N系は2003~13年度に初代を改修した。

 

仙台市地下鉄3000系のデザインが市民投票等により、決定。いわゆる「A案」で落ち着きました。

 

3案が公開された際、「A案」になるだろうな…とは思っていましたが、予想以上に一般投票でC案も人気でした。市電を想起させるオレンジのラインが魅力に映ったのかなと思います。

 

基本的には、現行の1000系から大きくサイズ等が変更になることはなさそうで、22編成を製造することも変わらず。2024年度から7年かけて置き換えが進む計画です。

 

コロナも収束せず、なかなか明るいニュースが出てこない中での久しぶりの明るい話題。

 

仙台圏では、仙石線もそろそろ車両更新の時期を迎えます。現行車両(205系3100番台)同様に、首都圏から車両を流用されるのではないか?と言われているようで、こちらも楽しみにしているのですが…。

JRもかなり経営に打撃を受けている最中ではありますが、なんとかがんばってもらいたいものです。