仙台関連の気になるトピックス

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仙台厚生病院跡地 ニトリが取得

 

移転予定の仙台厚生病院ニトリが土地建物を取得 - 河北新報(2023年10月6日)

https://kahoku.news/articles/20231005khn000048.html

 

 仙台市青葉区広瀬町の仙台厚生病院の土地と建物の所有権を、日用品販売大手ニトリホールディングス(HD、札幌市)が取得していたことが5日、分かった。同病院は2024年に青葉区の東北大農学部雨宮キャンパス跡地に移転する予定。移転後にニトリHDが跡地を開発するとみられるが、活用方法について同社は「現時点では未定」としている。

 ニトリHDによると、取得した土地は約1万3200平方メートル。現在の病院の土地と建物は14年にオリックスが買い取り、ニトリHDは今年8月末に同社から所有権を取得した。

 ニトリHDは現在、宮城県内でニトリニトリエクスプレスなど11店舗を運営。配送センターを仙台港近くに構え、24年8月には宮城野区蒲生に大型物流センターを完成させる予定。

 仙台厚生病院は1996年に現在の建物で診療を開始した。24年5月に東北大雨宮キャンパス跡地の西側に移転する予定で、新病院棟の建設が進んでいる。

 

東北大学農学部跡地に移転間近の仙台厚生病院ですが、その移転後の土地および建物をニトリが取得していることが明らかとなりました。

 

病院跡地ということもあり、マンションには不向き。とはいえ、渋滞が多発している箇所ということもあり、商業施設もなかなか手を挙げるところはないんじゃないか…と考えていましたが、ニトリというのは少々驚きました。

とはいえ、来年自社の物流センターを蒲生に開設予定ということもあり、基盤を強めたい都市であることは間違いなさそうで、その辺りは企業方針と合致するのでしょう。

 

ですが、やはり渋滞が多いエリア。ロードサイド型の店舗、都心部の周縁部というなかなかに微妙な立地。このあたりがどのように作用するかは未知数かなとも思います。

そう考えると、あすと長町に出店したIKEAは、自家用車利用にも公共交通機関利用にも対応できている抜群のアクセスであることを改めて実感します。これからも仙台ではIEKA優位は変わらないのかな、とも。

 

どのような店舗づくりを行うのか、見守りたいと思います。