台湾半導体、宮城に工場建設へ SBIと、地銀の資金調達 - 共同通信(2023年10月27日)
台湾の半導体受託生産大手の力晶積成電子製造(PSMC)とSBIホールディングスが共同で、半導体工場を宮城県に建設する方針を固めたことが27日、分かった。事業規模は8千億~9千億円とみられる。SBIが「第4のメガバンク構想」を掲げて提携してきた地方銀行からの資金調達を検討する。
PSMCは半導体の受注生産に特化した世界有数の企業だ。両社は日本国内に工場を新設すると7月に表明。全国25カ所を候補地とし、現地視察などを通して絞り込みを進めていた。
台湾の大手半導体メーカー・PSMCが、SIBホールディングスと共同で、半導体工場を宮城県内に建設することが分かりました。
工期は2期に分かれ、事業規模は8,000 - 9,000億円。主要供給先となることが見込まれるトヨタ自動車東日本に近い、仙台北部工業団地への立地が有力のようです。
同じく台湾の半導体メーカーが進出する熊本では、多くの好影響がすでに起こっており、宮城でもその効果が表れるものと思います。
特に、航空面では台北 - 熊本間が 0 → 12便と大増便されており、仙台路線についても、現在の3社17便からのさらなる増便、もしくは高雄等の台湾南部の都市との路線就航なども現実的に考えられるのかな、とも思っています。
正式な発表はまだされていないので、その発表を待ちたいところです。