仙台関連の気になるトピックス

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仙台フォーラス 長期休業へ

 

仙台の商業施設・フォーラス、劣化調査のため長期休業へ - 日本経済新聞(2023年8月8日)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC0713K0X00C23A8000000/

 

仙台市中心部の商業施設「仙台フォーラス」は施設の劣化調査のため2024年3月1日から長期休業する。同施設を運営するOPA(オーパ千葉市)が発表した。調査を踏まえて改装工事の内容や規模などを決める。現時点で施設の建て替えや閉館の計画はない。営業の再開時期は未定という。

築48年で経年劣化しており、改装が必要と判断した。コンクリートや鉄筋の劣化状況、外壁や配管などを調べる。22年10月には21年、22年に発生した地震で損傷した外壁の修復工事を実施した。同社は耐震補強は15年に終えており、安全性に問題はないとしている。

施設は地上8階、地下3階建てで延べ床面積は約3万2000平方メートル。1975年に「ジャスコ仙台店」として開業し、84年に現施設に業態転換した。主に若者向けのアパレル店や飲食店などが入居している。

 

一番町を代表する商業施設のひとつ、フォーラスが来年3月より長期休業することとなりました。

建物の劣化調査のため、とのことです。再開時期は未定、建て替えや閉館の予定は「現在のところ」なく、改装を前提に進められるとのこと。

 

とはいえ、75年に建築されたビルであること、隣接する電力ビルがツインタワービルに新しく生まれ変わることを考えると、都心再構築プロジェクトを活用しての建て替えは、タイミング的にみてもひとつの大きな選択肢となるようにも思いますが…。

このあたりは、休業時にいろいろと詰めてゆくことになるでしょう。

 

可能性は限りなく低いとはいえ、フォーラスが新電力ビル内に移転、跡地は売却…なんていうやり方も…。

これは、一番町商店街にとっては打撃は大きいですし、リスクも大きいでしょうけれど、「面」開発の劇薬としてはあり得なくはないかな、とも…。とにかく、いろいろな選択が考えられる点では、今回のこの動きは興味深いところです。

 

同じ仙台市中心部のイオン系列では、旧ダイエーについても同様に建て替え時期に来ており、こちらについても水面下で何らかの動きはあるものと思います。

また、同じファッションビル系列でいえば、「イービーンズ」の動向も気になるところですが…。

 

いずれにしても、再開発に関する動きが活発化してきたのは非常に喜ばしいこと。

引き続き、動向を見守っていきたいところです。