仙台関連の気になるトピックス

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泉区役所建替計画 三菱地所Gに

仙台・泉区役所建て替え事業者に三菱地所グループ 次点は住商グループ - 河北新報(2022年2月15日)

https://kahoku.news/articles/20220214khn000026.html

 仙台市泉区役所の建て替えで、有識者による事業者選定委員会の増田聡委員長(東北大大学院経済学研究科教授)は14日、三菱地所(東京)が代表企業の8社グループを優先交渉権者とする審査結果を郡和子市長に報告した。市は近く事業者に正式決定する見通しで、8社グループは設計から施工、完成後の維持管理や運営までを一貫して担う。

 選ばれたのは「仙台市泉中央駅前まちづくり推進コンソーシアム」。三菱地所のほか、三菱地所設計東北支店、清水建設東北支店、阿部建設、東北労働金庫、山一地所、三菱地所プロパティマネジメント三菱地所パークスで構成する。

 1月29日の公開プレゼンテーションで8社グループが説明した事業提案によると、新庁舎は地下1階地上5階で敷地南西に配置し、市地下鉄泉中央駅と地下で直結。地下1階に市民参画スペースを設け、窓口機能を集約した2、3階までエスカレーターでつなぐ。

 敷地中央は約3000平方メートルの広場とし、イベントに活用する。敷地東側は用地を買い取り、民間施設2棟を南北に建てる。北側は集客施設や賃貸住宅とし、南側は金融機関の店舗と本部機能の一部を誘致する。新庁舎と民間施設のうち1棟は、2025年度の利用開始を目指すとした。

 建て替え事業は新庁舎と地域活性化につながる民間施設を同時に整備し、周辺の交通環境の課題解決も目指す。事業者の選定は企画提案を審査して決めるプロポーザル方式で行われた。

 3グループが応募し、8社グループは250点満点中、175・55点の評価を得た。次点は146・77点の住友商事(東京)が代表の10社グループだった。

 増田聡委員長は「(8社グループは)市民の利便性が高い計画だ。賃貸住宅は従来と異なり、若者や地元住民の交流の場になることを期待する。交通環境の改善は警察などと十分調整してほしい」と講評した。

民活による建て替えを予定している泉区役所について、優先事業者を三菱地所グループとする審査結果が公表されました。

泉区役所は、旧泉市役所をそのまま使用していることから、他の区役所と比べても老朽化が進んでおり、その広い敷地面積を活かした再開発を進める方針が決まっていました。

 

正直なところ、泉中央駅一帯は住友商事のエリアのイメージが強く、パークタウンの印象の強い三菱地所が担うことになるとは正直思っていませんでした。

個人的には、泉図書館やのびすくの区役所内への移転、ホテル誘致を提案していた住商グループに魅力を感じていましたが…。シネコンは正直余計だったかな…。

一方の三菱地所は、東北労働金庫の本店機能の一部移転、若者向けの賃貸住宅という現実的な提案をし、区役所を地下鉄駅直結とすることで大きなポイントを得たイメージです。

 

北の副都心の一等地。今後の泉中央にとっても最善の再開発となることを願います。