新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部の国際線運航便の運休および減便について - Peach
https://www.flypeach.com/news/suspension
民営化4年目となった仙台空港ですが、新型コロナウイルスによる影響が大きく出始めています。
今月、中国国際航空の上海線、大連・北京線が相次いで運休したのを皮切りに、次は台北線にも影響が出始めています。
LCCのPeachは、3月1日から18日までの運航を取りやめることが決定。同じく、LCCのタイガーエア台湾も3月中の運休を決定。
フルサービスキャリアのエバー航空も、2月28日から3月5日までの運航を取りやめています。これにより、一時的に台湾路線がすべて運休となります。
これもあくまで暫定的な対応となっており、今後の状況次第ではさらに欠航が増える可能性も大いにあります。
これがさらに韓国・タイ路線へと拡大する可能性もあり、仙台空港としては大きな試練を迎えています。
新型コロナとは関係なく、もともと3月29日からの夏ダイヤでは、Peach(週7便→4便)とタイガーエア台湾(週5便→3便)の減便が決まっており、2020年度に掲げていた「利用者数 410万人」という数値は絶望的。
達成不能となった格好の「言い訳」を得たという見方もできますが…。
SARSの際も、それまで長年続いていた香港線、ホノルル線を失ったことがある仙台空港にとっては、さらなる影響の拡大は避けたいところでしょうけれど、収束する気配はなく、非常に苦しい状況です。
政府の初動管理の不味さ等、色々言うときりがないのでアレですが、まずは落ち着くことを祈るしかありません。