仙台関連の気になるトピックス

仙台関連の気になるトピックスに関して取り上げていきます。

秋保 ホテルきよ水が星野リゾートブランドへ

星野リゾート、仙台に初進出 秋保の旅館をリニューアル - 2023年7月24日(日本経済新聞

 

星野リゾート(長野県軽井沢町)は仙台に初進出する。仙台市郊外にある秋保地区の温泉旅館を買い取り、小規模温泉ブランドの「界」としてリニューアルする。同社が運営する旅館再生ファンドを通じて物件を取得済みで、改修工事を経て2024年春の開業を目指す。東北では青森県などに次ぎ5拠点目となる。

秋保地区は仙台市中心部から車で30分ほどの距離にあり、ワイナリーといった体験型の観光施設が集積する人気の温泉地だ。

星野リゾートは国内投資会社のリサ・パートナーズ(東京・港)と折半出資で設立したファンド運営会社のH&Rアセットソリューションズ(同)を通じ、秋保地区の旅館「ホテルきよ水」の物件を22年3月に取得。宿泊施設の運営は星野リゾートが担う。

「界」は伝統文化や工芸など地域の魅力に焦点をあてた小規模温泉旅館のブランド。改修後の地上5階建ての本館と大浴場がある別館を合わせた延べ床面積は7561平方メートルとなる。客室は複数タイプ計49室を用意し、宿泊費は1人当たり1泊2食付きで3万〜4万円の見込み。

続きを読む

スーパー・ロピア ヨドバシ仙台第2ビルに今夏出店へ

ロピア、東北に進出 仙台ヨドバシ店を開店へ - 激流ONLINE(2023年6月8日)

https://gekiryu-online.jp/2023/06/134228

 

 ロピアが東北に進出する。ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台店)が6月2日に開業したヨドバシ仙台第1ビル(冒頭写真)に移転しており、ロピアは仙台店跡地の第2ビルに「仙台ヨドバシ店」としてオープンすると見られている。

 出店地はJR仙台駅東口で駅から歩行者専用デッキが設置されており、アクセスしやすい場所にある。仙台ヨドバシ店オープンでロピアのヨドバシへの出店は、京都(2021年11月)、甲府(22年12月)、博多(今年6月)に続く4店舗目となる。

続きを読む

電力ビル一帯 再開発へ

仙台・電力ビル解体へ 2025年度以降周辺を大規模開発 - 河北新報(2023年4月1日)

 

 仙台市青葉区一番町の複合ビル「電力ビル」が2025年度以降に解体されることが31日、分かった。同ビル周辺の約1万1000平方メートルの区画を一体的に再開発し、35年度ごろまでに再開発ビルを建設する計画が浮上した。長らく市中心部のランドマークとなってきた電力ビルの解体と再開発は、街の景観を大きく変える一大プロジェクトになりそうだ。(以下略)

 

仙台中心部、電力ビル軸に一体開発へ 東北電力系など - 日本経済新聞(2023年4月1日)

東北電力系の不動産管理会社、東日本興業(仙台市)や戸田建設などが仙台市中心部にある「電力ビル」を中心とした一体開発に乗り出すことがわかった。市が再開発を促進するプロジェクトにも認定される見通しで、同プロジェクトで最大の案件となる。3日にも市が発表する。音楽ホールや高機能オフィス、ホテルなどが入居する高層複合ビルとなる見通し。都心のランドマークとなるプロジェクトが動き出すことで周辺開発にも弾みがつきそうだ。

3月31日付で「電力ビル」を管理・運営する東日本興業のほか、隣接するビルや土地を保有する戸田建設明治安田生命保険デベロッパーの三菱地所などが再開発に向けた準備組織を設立した。同日、仙台市に「せんだい都心再構築プロジェクト」への申請を行った。準備組織は今後、周辺のビルオーナーなどへの説明を行い建設計画を詰める。

「電力ビル」は1960年竣工の地上9階、地下2階の複合ビル。2002年に東北電力本店ビルが完成するまでは本社として使われていた。現在は、音楽ホールや飲食店、オフィスなどが入居する。仙台駅前から続くアーケード街にも近く、市民にとって親しみのあるビルだ。かねて老朽化が指摘されており、建て替えに向けた議論が数年前から行われていた。

関係者によると新たなビルは、高機能オフィスやホテル、音楽ホールのほか、低層階に市民が利用できるスペースを設けるなど大規模な高層複合ビルとなるようだ。市民や周辺住民、企業のニーズを聞き取った上で詳細を詰める。現在、東日本興業が保有する電力ビルと隣接する別館、新館の敷地面積は合計でおよそ7000平方メートルになる。

電力ビルと同区画にある駐車場やビルなどは、戸田建設明治安田生命などが保有する。周辺の土地を合わせると敷地面積は1万平方メートルを超える見通しだ。ただ、電力ビルの地下には大型の変電設備があり移設などを踏まえると「竣工までは10年以上かかる可能性がある」(関係者)という。

市は、19年に都心の再開発を促進する目的で容積率の緩和や補助金が受けられる都心再構築プロジェクトを立ち上げた。仙台市は他の福岡市や札幌市といった地方中枢都市に比べ、再開発に向けた動きの鈍さが長年指摘されてきた。地権者が多いことや東日本大震災からの復興で既存ビルの修復などが優先されたことが背景だ。

JR仙台駅西口のさくら野百貨店仙台店跡や、その向かいに面する商業施設「EDEN(エデン)」がある区画など再開発が目指されながらも進まない案件が多い。これまで都心再構築プロジェクトに認定された4案件も首都圏に本社を置く企業の自社ビル建て替えが中心だった。「電力ビル」を中心とした一体開発が進めば、停滞感が出ていた市中心部の再開発の呼び水となる可能性がある。

続きを読む

イトーヨーカドー大量閉店報道 仙台泉店は大丈夫か?

イトーヨーカドー/アパレル事業撤退、2026年2月末までに33店舗閉店 - 流通ニュース(2023年3月9日)

セブン&アイ・ホールディングスは3月9日、事業会社であるイトーヨーカ堂構造改革をさらに推進するため、アパレル事業から完全撤退すると発表した。

また、現在の閉鎖決定済みの17店舗に加えて、新たに14店舗の閉店を取締役会で決定した。2023年2月末の店舗数126店舗で、2026年2月末で93店舗(予定)となる予定だ。現時点では、31店舗の閉店を決定しているが、今後、2店舗の閉鎖を追加決定する予定だ。

同社によると、グループ戦略の軸である「食」にフォーカスするべく、アパレル事業から完全撤退する。IYは従前の事業構造改革における店舗閉鎖に加え、新たに14店舗の閉鎖を意思決定し、首都圏へのフォーカスを加速する。

IY、ヨーク等首都圏SST事業の統合再編を実施し、注力する首都圏におけるシナジーおよび運営効率を最大化。戦略投資インフラ(PC/CK4、 ネットスーパーセンター)の整備により、更なる利益成長可能な収益構造を実現する。外部プロフェッショナルを起用し変革の工程を管理するとともに、取締役会および戦略委員会がモニタリングを実施する。

セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は、「これまでのイトーヨーカ堂構造改革は、事業ドメインとエリアを絞り込めなかったのが、構造改革の効果が限定的だった大きな要因だと思う。また、食に強みはあるが、惣菜や寿司を店内で全部加工せざるえない。多くのスーパーマーケットと同じで、惣菜のインフラを持って来なかったことが、食品を伸ばし切れなかった大きな背景だと思う。また、アパレルについては、事業ドメインが広がり過ぎていて、本来、強みがないところで、こだわってしまったのが、構造改革の成果が出なかった大きな理由という分析をしている」と述べた。

また、閉鎖店舗については、「店舗閉鎖は決めているが、今の段階で(閉鎖店舗を)公表することは、差し控えさせていただきたい。ステークホルダーの方がいらっしゃり、そこのところも十分に配慮しながら、説明しないといけない」と語った。さらに、そごう・西武の売却については、「あくまで3月中の締結を目指している。地権者、自治体、労働組合の皆さんと、いまいろんな協議をしている」と述べた。

イトーヨーカ堂山本哲也社長は、「アパレルについては、肌着を除く、婦人、紳士、子どもの衣料品を完全撤退する。直営の衣料品売場がなくなった後については、外部テナントの力を借りながら、個店ごとにショッピングセンターとしてどうあるべきか、マーケットのニーズや特長を踏まえて、検討したい」と述べた。

また、「自営のアパレルを撤退することによって、大きく在庫棚卸資産が圧縮される。店舗閉鎖をすすめることによって、保証金の戻りもあり、キャッシュ創出力が上がる。そのことによって、自分たちの稼ぐ力の中で、きちっと投資もできる」と語った。そのほか、ショッピングセンター「アリオ」については、今後の出店計画はなく、既存店のリニューアルに注力する方針を明らかにした。

続きを読む

定禅寺通り 車線減少へ

仙台・定禅寺通の車線削減へ 歩道拡幅、にぎわい空間に ケヤキ並木は維持・継承 - 河北新報(2022年12月17日)

 

 仙台市が2023~27年度の5年間で、青葉区の定禅寺通(東二番丁通-西公園通間の約700メートル)を再整備する方針を固めたことが16日、分かった。車線を削減して歩道を拡幅し、にぎわい空間として市民が活用しやすい環境を整える。杜の都を象徴するケヤキ並木の維持・継承に力点を置くなど、都心エリアのさらなる魅力向上につなげる考えだ。

 

23~27年度で再整備

 市は再整備の方向性として、歩行者が安全に通行、快適に滞在でき、豊かな時間を過ごせる「ひと中心の空間」への転換を掲げる。新たな空間づくりに向け、車線の削減を計画する区間は地図の通り。

 車道は南北ともに、歩道寄り1車線を減らして片側2車線に変更。晩翠通西側の南側車道の一部は、他区間と比べて車両の交通量が少ないことに加え、空間活用の取り組みを継続して実施していることから片側1車線に縮小する。

 車線の削減部分には、自転車専用通行帯を設置。バス停やタクシー乗り場、トラックの荷さばき用のスペースを備え、公共交通や経済活動に影響が出ないよう配慮する。

 車道の削減に伴い、歩道は現行から3メートル前後広がる。大規模イベントなどで車線を通行止めにして歩道と一体活用するケースを想定し、バス停を除いて段差を小さくする。一番町四丁目商店街から勾当台公園市民広場に向かう道路との交差点は、横断歩道を青信号時に斜めに通行できるスクランブル化を目指す。

 歩道の拡幅によって、ケヤキの周りを歩行者が通行できるようになる。植樹から60年以上たつ樹勢を保つため、土壌改良などの環境改善に乗り出す。

 ケヤキ並木の魅力をアピールするため、中央緑道の入り口をライトアップする取り組みも検討。ケヤキ周辺を利用したイベント開催も考慮し、円形の防護柵にベンチを設けるほか、柵を支える土台に電源設備を設置する。付近には給排水設備も確保する。

 再整備方針は、市と官民組織「定禅寺通活性化検討会」が21年8~9月、空間活用の可能性を探ろうと実施した車線縮小などの社会実験で、車両の通行に「大きな影響は生じなかった」との結論を踏まえた。

 市は近く、再整備方針の中間案を公表する。22年度中に方針をまとめ、23年度に測量、設計などを進め、24年度に工事に入る予定。

続きを読む